生活習慣病予防は、メリットが大きく、リスクはほぼ無く、再現性があり、誰にでもできるものです。
これを投資と考えるならば、無類の効率性を誇り、最強と言えます。
生活習慣病予防がハイリターンである理由
日本人の主な死因を予防できる
(出典:厚生労働省『令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況』)
上の図は、日本人の死因の割合です。
割合が大きい病気を身近な病名に言い換えると、
1位 がん
2位 心臓病
4位 脳卒中
となります。
そして、これらはすべて生活習慣病であり、生活習慣の改善でかなり予防できるものです。
また、それ以外の肺炎、誤嚥性肺炎、腎不全、認知症にも生活習慣の関連が指摘されています。
もしかすると、「自分は若いからまだ関係ない」と思う方もあるかもしれません。
しかし、若年層の死因1位は自殺であり、自殺の主要な原因であるうつ病は、生活習慣と関連しています。
つまり、日本人の死因は、生活習慣の改善によって一定の予防ができるものがほとんどなのです。
命に関わる病気を予防できるのですから、生活習慣病予防はハイリターンと言えるでしょう。
老後の不安を解消できる
(出典:内閣府『令和3年度 高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査結果(概要版)』)
これは、高齢者が何に不安を感じているかについて、複数回答でアンケートをとったものです。
1位 健康 70.3%
2位 介護 60.3%
3位 お金 31.9%
となっており、健康と介護の不安が大きいです。
健康であれば介護は不要ですから、老後において健康の価値は非常に大きいことがわかります。
また、お金は3位と上位ではあるものの、割合は健康や介護の半分程度です。
つまり、体を壊して老後のために稼いでも、未来の自分は喜ばないということです。
そして、次の表が、具体的に気になっている病気の種類です。
(出典:厚生労働省中央社会保険医療協議会 総会(第413回) 議事次第『年代別・世代別の課題(その2)について』)
高齢者は、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった典型的な生活習慣病が気になっているようです。
将来の不安を直接解決する生活習慣病予防は、やはりハイリターンと言えます。
生活習慣病予防がローリスクである理由
普段の生活の延長
日本生活習慣病予防協会では、「一無、二少、三多」を推奨しています。
これは、
一無:タバコを吸わない
二少:お酒は控えめに、腹八分目
三多:十分な睡眠、十分な運動、多くの人、事、物に接する
という意味です。
これをハイリスクだと感じる人はいないでしょう。
健康でいることで詐欺のリスクを減らせる
ローリスクのニュアンスとは少しズレますが、健康でいれば詐欺に遭うリスクを減らせます。
重い病気にかかると、詐欺師の標的にされます。
それは、医療という仮面をかぶった詐欺もあれば、「気功」のようなスピリチュアル詐欺もあります。
冷静な状態であれば騙されることはないのでしょうが、
「余命〇〇ヶ月」とか、
「失明のおそれが…」とか、
「足を切断する必要が…」
などと言われて冷静でいられるでしょうか。
世の中には、藁にもすがる思いで頼ってくる人を騙す極悪非道な人間がいるのです。
しかし、そもそも健康であれば、このような詐欺に騙されるリスクは小さいです。
ちなみに、日本人の失明原因の2位が糖尿病ですし、糖尿病で足の切断が必要になる場合があります。
生活習慣病予防は再現性がある
稼ぎ方や投資法に比べて、生活習慣病予防の再現性ははるかに高いです。
お金に関する再現性は、多くの場合、経験則のレベルです。
再現性が高いとされるインデックス投資でも、大失敗するケースがあります。
しかし、予防医学は、長期間にわたり、世界中の症例や生活習慣を分析して導き出したものですから、科学的根拠があるといえます。
生活習慣病予防が誰でもできる理由
「一無、二少、三多」がまったくできない、という人はいないと思います。
もちろん、完全にできるわけではないかもしれませんが、少しずつ生活を改善していくことはできるはずです。
そして、やった分だけ効果があるのが生活習慣病予防の良いところです。
たとえば、お金を稼ごうと思うと、
インフルエンサーなら、
「他のブロガーやyoutuberよりも良いコンテンツを作る」
仕事を受注するタイプの仕事であれば、
「他の応募者より上手くアピールする」
サラリーマンだと、
「入社試験に合格したり、上司に認められる」
など、競争を勝ち抜かなければ、努力は報われません。
しかし、生活習慣病予防は競争ではありません。
あなたのペースで進めれば、その分だけ着実に成果が出ます。
まとめ
・日本人の死亡原因は、予防できるものが多い
・高齢者の主な不安は、健康であれば解決する
・健康でいれば詐欺にもあいにくい
・稼ぎ方や投資法に比べて、生活習慣病予防は再現性が高い
・生活習慣病予防は競争ではないので、やった分だけ成果が出る
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