最近、ビットコインが急騰しています。
そのため、「少しはビットコインを保有したほうがいいのだろうか」と不安に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
実は、オルカン(eMaxis Slim 全世界株式オールカントリー)に「ビットコイン投資会社」が含まれており、オルカンに投資している方は、すでにビットコインを「保有」していることになります。
急騰するビットコイン
(チャートはTradingView)
ビットコインが急騰しており、ドル建てで10万ドル(日本円で約1,500万円)を超える場面がありました。
2024年初は、4万ドル程度でしたから、2倍以上になっています。
これは、暗号資産推進派のトランプ氏が次期米国大統領に決まったことなどが要因と言われています。
暗号資産はハイリスク
暗号資産はハイリスクと言われています。
これは投機性が高いことや、投資家保護が十分でないことが理由です。
そのため、上昇していくビットコインを指をくわえて見ているしかなく、ヤキモキしている方も多いでしょう。
オルカン新規構成銘柄に「ビットコイン投資会社」
2024年5月のMSCI世界指数の銘柄入替えでマイクロストラテジーという会社が新規に採用されました。
オルカンは、MSCI世界指数を基準としたファンドです。
そのため、同指数の構成銘柄入替えに伴い、オルカンにもマイクロストラテジーが組み入れられました。
マイクロストラテジーは、元はソフトウェアの会社でしたが、現在は事実上、ビットコイン投資会社です。
同社は、ビットコイン全体の2%以上を保有しており、世界最大のビットコイン保有会社です。
マイクロストラテジーが保有するビットコインの価値は、現在の価格で約420億ドル相当(日本円で6兆円超)になります。
ビットコインの値動きにあわせて、同社の株価も急騰しています。(チャートはTradingView)
2024年の1月ごろは50ドル程度であった株価が、11月には、一時450ドルを超えています。
オルカンにおけるマイクロストラテジーの比率
オルカン内の同社の比率は、約0.14%という試算があります。
もちろん、ビットコインやマイクロストラテジーを直接保有するのに比較すると、オルカンで受けられる恩恵は微々たるものです。
しかし、逆に言えば、世間で騒がれていても、暗号資産が世界経済に与える影響は、現時点ではその程度だということでしょう。
いずれにしろ、ビットコインの急騰を取り逃がしているわけではないのは事実です。
また、今後、ビットコインがさらに上昇すれば、マイクロストラテジーの株価上昇によって、オルカンにおける同社の構成比率も大きくなります。
しかも、暗号資産関連会社は、マイクロストラテジーだけではなく、コインベースなど様々な会社があり、今後、オルカンに採用される可能性があります。
S&P500は?
残念ながら、S&P500に、マイクロストラテジーは採用されていません。
しかし、2025年にも採用されるのではという見解もあります。
オルカンを持っていて取り逃がすことはない
暗号資産に限らず、世界的なインパクトを与えるような技術革新は、遅かれ早かれオルカンに反映されるものです。
人類全体に大きな影響を与える発明であれば、必ず関連する会社が存在し、急成長を遂げて、構成銘柄に採用されます。
もし、それが米国企業であれば、S&P500にも採用されるでしょう。
まとめ
・2024年6月から、オルカンにマイクロストラテジーが組み入れられている。
・マイクロストラテジーは、事実上、ビットコイン投資会社。そのため、オルカンを持っていれば、間接的にビットコインを保有することになる。
・マイクロストラテジーは、S&P500にはまだ採用されていない。
・世界経済に影響を与える技術革新は、遅かれ早かれオルカンに反映される。
コメント